クレジットカード提携のショッピングモールの仕組みについて気づいたこと
クレジットカードの特典として、ネットショッピングでの買い物でポイント還元率が上がるショッピングモールがあります。
クレジットカードによっては年会費無料も珍しくなく、「年会費無料な上に、ポイント還元率が上がるなんて、なんて太っ腹なんだろう!」って思っちゃいますよね。
ネットサーフィンしていると、このショッピングモールの仕組みについてわかったことがあったので、備忘録として残しておきます。
ショッピングモールの仕組み
JCB グループの OkiDoki ショッピングモールだったり、Orico のショッピングモールだったり、なぜ Amazon 系列のクレジットカードではないのにポイント還元されるのか、正直よくわかっていませんでした。
というか、違和感はありましたが、そもそもそこまで不思議にすら思っていませんでした。
最近ちょっと調べてみてわかったことなのですが・・・
そもそも、仕組みはアフィリエイトと同じ
ってことです。
どういうことかというと、アフィリエイトでは、ブログとかに埋め込まれているバナーリンクを踏んで商品等を購入することで、そのブログ主に対して一定の報酬が与えられます。
例えば以下の本は、最近私が購入した本ですが、「この本が勉強になった!」という感じでバナーを載せたとします。
誰かがこのバナーをクリックして、この本を購入すると、Amazon から私に対して一定の報酬が支払われます。
この仕組は Amazon に限らず、無数のネットショッピングで行われているのですが、
結局このアフィリエイトのバナーを無数に表示しているのが上記のショッピングモールなんですよね。(正確には違うんでしょうが、根本的な仕組みとして)
だからショッピングモールは、Amazon等のネットショッピング側が用意している広告費枠(言ってしまえばAmazon側の負担)に乗っかっているだけの仕組みであって、クレジットカード会社が太っ腹なわけではないんですよね。
「アフィリエイト経由で買うか」「ショッピングモール経由で買うか」ただそれだけで、Amazon側からしたら同じなんです。
ただ、エンドユーザーからしたら、誰かわからないブロガーにお金が入るのか、自分のポイント還元率が上がるのかという、大きな違いがありますが。
でもちょっと待った・・・!
しかし、これだけだったら、
「なるほど、それなら誰かも知らないブロガーへのアフィリエイト報酬の代わりに自分自身へポイントが付くのなら、ショッピングモールは怪しくもないし積極的に利用しなくては!」
となるのですが、果たしてそういうわけでもないようなんですよね・・・
この辺については、またもうちょっと調査してから記載します。
クレジットカードについて
背景
今まで使っていたキャッシュカード一体型クレジットカードは、ポイント還元率が著しく悪かったので、クレジットカードの変更を考えています。
そこで、どのクレジットカードを選択したか、今後の備忘録として残しておきます。
ちなみにこのクレジットカードの用途は、日用品を買ったりするのに日常生活で頻繁に使用するものです。
候補となるクレジットカード
候補は以下です。
そして、私が重視している点として、優先順に以下があります。
- 支払い日が毎月末日でないこと(できれば毎月初旬であること)
- 私の会社の給与振り込みが毎月末日なので、支払日が末日だと口座の残高不足があった時が怖いから。
基本的には残高不足になることはないと思われるが、それを気にしなければならないメンタルコストが発生するのが嫌です。
- 私の会社の給与振り込みが毎月末日なので、支払日が末日だと口座の残高不足があった時が怖いから。
- 還元率が1%以上であること
- Amazon での還元率が高いもの
- 個人的に Amazon をよく利用するため。ちなみに私はプライム会員。
- ETCカードも必要
クレジットカードの比較
上記の重視事項を踏まえて、候補クレジットカードを比較した表は以下の通りになります。
クレジットカード | ポイント還元率 | ポイント還元方法 | ポイント付与の条件 | ETCカードの有無 | 支払日 |
---|---|---|---|---|---|
Amazon カード | 基本1.0%だが、Amazon利用時は2.0%になる(プライム会員だから) | 自動的にAmazonポイントになる | 100円ごと | 〇 | 毎月26日 |
JCB CARD W | 基本1.0%だが、Amazon利用時は2.0%になる(ただし面倒なモール利用が条件) | Tポイント、nanaco、JCBプレモカードへのチャージ | 1000円ごと | 〇 | 毎月10日 |
Orico カード | 基本1.0%だが、Amazon利用時は2.0%になる(ただし面倒なモール利用が条件) | Amazonギフト券へ交換可能 | 1000円ごと | 〇 | 毎月26日 |
楽天カード | 基本1.0% | キャッシュバック | 100円ごと | ×(要年会費) | 毎月26日 |
結論
正直なところ、ポイント付与条件の観点から、Amazonカードが文句なしの一番手となりそうです。
しかし、やっぱりメンタルコスト的に支払日が最優先事項になるので、私の場合は JCB CARD W にすることにしました。
10日であれば、よほどのことがない限り給与が枯渇することもないので。
JCB CARD Wについて
ここで、一応 JCB CARD W のメリット/デメリットを個人的観点からまとめてみます。
メリット
- 支払日が毎月初旬
- 常時還元率が1.0%以上
- 年会費が無料(ECTカードも無料)
- Amazon を利用した場合の還元率が2.0%になる
- ただし、OkiDokiモールとかいう面倒くさいショッピングモールを経由する必要ありなので、完ぺきなメリットとは言い難いかもしれません
- ちなみに、このモールを経由しなくても、Amazon の利用ならば 1.5%になるとのこと
なので余程大きな買い物でない限り、モールは無視でよいかもしれません - ちなみに、デメリットでも後述するが、OkiDokiモール経由でも、1000円未満の購入であれば1.5%のままです
デメリット
- ポイントの付与条件が1000円単位ごと。そのため、999円でもポイントはつかない
- ただし、月ごとのクレジットカード支払料トータルでポイントの付与計算を行うらしいので、例えば「900円のものを毎日10回買い続けた場合」は、ポイントの計算は「900×10 → 9000円分の90ポイント」というようになるそうです。(ソースはこちら)
- OkiDokiモールという存在が相当面倒くさい
- Amazon を利用するときの強みって、パッと検索してワンクリック購入するところにあると思っているので、その流れを阻害するOkiDokiモールは邪魔以外の何物でもない。
- OkiDokiモールのポイント付与条件が厳しい
- 1000円以上の買い物をしないと、OkiDokiモールの恩恵は受けられない模様
- Kindle 等のデジタルコンテンツに対する支払いは対象外
- ポイント交換でAmazonポイントに変換すると損をする
- Amazonポイントに変換すると、0.7倍の価値になってしまう
デメリットの解決方法
OkiDokiモールの面倒くさい点については、OkiDokiモールを使用しなくても Amazon の場合は1.5%の還元率があるので、はなからOkiDokiモールの存在を無視するというのも手だと思っています。
デメリットの解決方法とは言えないかもしれませんが・・・
また、ポイント交換については、まだ実践していませんが、以下の方法で結果的にAmazonギフトカードに等価変換できると思われます。
あと、そもそも Amazon にこだわらず、nanaco や Tポイントも日常使用するポイントなので、これらに等価交換するのも全然アリだと思います。